キリフラッグ（1985年生、母オフエル）
Kiri Flag
1985.05.20
キリフラッグ（1985年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のホクトフラッグ（当時6歳）と交配したオフエルが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地19戦1勝、地方38戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
増本豊厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1987年）
11月7日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。
11月14日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。
11月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。
3歳（1988年）
1月30日、中8週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。
2月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。
2月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。
3月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。
3月26日、中1週で迎えた8戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。
4月29日、中4週で迎えた9戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のハギノイシンパワーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
6月25日、中7週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。
7月17日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。
8月7日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（函館芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。
4歳（1989年）
2月5日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田面木博公騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。
2月18日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田面木博公騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。
3月4日、中1週で迎えた16戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の下呂特別（中京芝2000m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。
3月19日、中1週で迎えた17戦目は、柴田政見騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。
4月23日、中4週で迎えた18戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。
4月30日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。
6月23日、中7週で迎えた20戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノアノコトブキに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。
7月8日、中1週で迎えた21戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクイツクボーイからクビ差の2着に甘んじた。
8月15日、中4週で迎えた22戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月13日、中3週で迎えた23戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月12日、中3週で迎えた24戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリツクアンドリツクからクビ差の2着となった。
10月21日、連闘で迎えた25戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月16日、中3週で迎えた26戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイマツカゼに3/4馬身の差をつけて3勝目をマークした。
12月20日、中2週で迎えた28戦目は、一般A2 B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で茂呂菊次郎騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5歳（1990年）
1月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般A2 B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で茂呂菊次郎騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
1月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は横山克彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。
7月21日、約6か月の休み明けで迎えた31戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月12日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月18日、中4週で迎えた33戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のリツクアンドリツクに1馬身半の差をつけて4勝目を収める
10月19日、中3週で迎えた34戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、B1（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月14日、中3週で迎えた35戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月28日、中1週で迎えた36戦目は、井上尊紀騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイユウリマンドから2馬身差の2着に敗北した。
12月19日、中2週で迎えた37戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上尊紀騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（1991年）
1月4日、中1週で迎えた38戦目は、やまどり特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上尊紀騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月16日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月8日、中2週で迎えた40戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月13日、中2週で迎えた42戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマーベラスホークに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
3月26日、中1週で迎えた43戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のラプラプに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4月10日、中1週で迎えた44戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月1日、中2週で迎えた45戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（10戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月25日、中2週で迎えた46戦目は、一般A2 B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沢田盛夫利騎手（11戦3勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月14日、中2週で迎えた47戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上尊紀騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコツマナンキンから1馬身差の2着となった。
7月2日、中2週で迎えた48戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月17日、中1週で迎えた49戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（13戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月20日、約5か月の休み明けで迎えた50戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7歳（1992年）
1月4日、中1週で迎えた51戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は井上尊紀騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
1月18日、中1週で迎えた52戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（14戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミヨンイチに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
1月29日、中1週で迎えた53戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（15戦4勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月14日、中1週で迎えた54戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（16戦4勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月4日、中2週で迎えた55戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（17戦4勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月15日、中1週で迎えた56戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（18戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月30日、中1週で迎えた57戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（19戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。