サチノスカイライン（2004年生、母ツクバノーブル）

サチノスカイライン（2004年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋地平線」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時12歳）と交配したツクバノーブルが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠伊藤牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方30戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の初花月特設(一般C13)。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月11日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3月4日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、5着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月31日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2008年）

1月22日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた6戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた7戦目は、初花月特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムアッパレに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月5日、中2週で迎えた8戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（3戦1勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーコーファサードに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

4月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアニスから2馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた12戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムウタヒメに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（6戦3勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月23日、中7週で迎えた16戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の柏崎特別（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた17戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた18戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

10月28日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月15日、中2週で迎えた20戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンパキラに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

12月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のローランケイプに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（8戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた24戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（9戦4勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は河野直人騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた26戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（10戦4勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のラストドリームに2馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

3月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（11戦5勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のセルリアンタオに1馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

3月28日、中0週で迎えた29戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（12戦6勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアネクスペクティドに2馬身半の差をつけて8勝目を収める

4月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（13戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナンゴクコンバットから1馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月9日、中0週で迎えた32戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（14戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンキラリに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月27日、中2週で迎えた33戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月18日、連闘で迎えた35戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河野直人騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で河野直人騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた37戦目は、おじぎそう特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（15戦8勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。