クリスタルアンバー（2001年生、母ナカトップサロン）

クリスタルアンバー（2001年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシヤダイ（当時24歳）と交配したナカトップサロンが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はハヤシファーム。戦績は、地方35戦10勝2着7回。2004年のオパールカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハヤシファームから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

城地藤男厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2003年）

5月25日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアローサンディに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月19日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のビギナーズカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた4戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、2歳B2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2004年）

1月11日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた5戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のホルスに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

5月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から17kg戻して迎えた6戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマツリダカレーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月8日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（4戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のチュウオーソールをハナ差制して勝利を手に入れた。

8月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（6戦4勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月21日、連闘で迎えた10戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のダンストンジニアスに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月20日、中3週で迎えた11戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

11月22日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のサイコマルビーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月26日、中2週で迎えた14戦目は、かまくら特別（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2005年）

1月2日、連闘で迎えた15戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミオウジャに半馬身の差をつけて7勝目を収める

1月10日、連闘で迎えた16戦目は、盛岡タイムス杯（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミオウジャからクビ差の2着に甘んじた。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリボハーンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブルーオスカーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、連闘で迎えた19戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリボハーンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

8月29日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた21戦目は、タイムチャレンジレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタイカンホープ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタイカンホープを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

10月9日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（12戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタイキインフェルノにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコアレスプレットを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（13戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のプラジュニヤワンをアタマ差振り切って9勝目をマークした。

12月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアドマイヤスパークをハナ差振り切って優勝

12月18日、中1週で迎えた28戦目は、タイムチャレンジレース（水沢ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた29戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5歳（2006年）

6月4日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（8戦2勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（14戦6勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた33戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（10戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた34戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（11戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた35戦目は、リヴェール（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（12戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。