カネショウスキャン（1999年生、母ゴルデンキャピタル）

カネショウスキャン（1999年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時11歳）と交配したゴルデンキャピタルが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石ファーム。戦績は、地方31戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の一般C1四五。

経歴

デビュー前

照沼一二厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2001年）

8月16日、デビュー戦は一ノ瀬亨騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサマースペシャルから2馬身差の2着となった。

10月23日、中9週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月31日、中9週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2002年）

1月29日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で一ノ瀬亨騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた5戦目は、水久保敏美騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水久保敏美騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後はシャイニングサンと並んで2着同着となった。

5月23日、中9週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水久保敏美騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったタカミプレジールをクビ差捉え切れず2着となった。

7月8日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングオブルーツに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月12日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のセプテンバーフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で一ノ瀬亨騎手（7戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の秋桜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で一ノ瀬亨騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月25日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で一ノ瀬亨騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月18日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で一ノ瀬亨騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月26日、中4週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で一ノ瀬亨騎手（11戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4歳（2003年）

1月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で一ノ瀬亨騎手（12戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハーディーガールに9馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

1月28日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2二（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で一ノ瀬亨騎手（13戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた18戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2一二（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（14戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（15戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（16戦2勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた22戦目は、北区特別（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で一ノ瀬亨騎手（17戦2勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた23戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のスプリングパレオをクビ差振り切って3勝目を手にした。

6月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（18戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた25戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったジャステスオーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月30日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のエクイクスに3馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

7月18日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイハイスーキーを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

5歳（2004年）

1月4日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた28戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（3戦3勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

2月5日、中4週で迎えた29戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた31戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。