サカエダノハナ（2008年生、母エアディケム）
Sakaedano Hana
2008.03.18
サカエダノハナ（2008年3月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時19歳）と交配したエアディケムが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、地方38戦14勝2着8回。主な勝ち鞍は2013年のクロッカス賞(C1-2)。
経歴
デビュー前
川田孝好厩舎（佐賀）へ入厩。
3歳（2011年）
8月16日、デビュー戦は倉富隆一郎騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。馬体重は518kg。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネピースに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。
9月11日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のシルクシャルルーに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。
10月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったユウージラソーレに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
10月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のカシノマイラヴを3/4馬身振り切って優勝
11月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、トシザティアラにハナ差交わされて2着に甘んじた。
11月26日、中1週で迎えた6戦目は、葉牡丹賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモアンフォセをハナ差振り切って断トツ人気に応えた。
12月24日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のケージーマサムネを半馬身振り切って人気に違わぬ実力を証明した。
4歳（2012年）
1月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦5勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のソルビアンコに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。
1月28日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、メイショウヨサクに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
2月12日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったハナノスティーブに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
3月4日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のマヤヴィーナスを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。
3月18日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。
5月20日、中8週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた13戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦7勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
6月3日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のエアガガに1馬身の差をつけて8勝目をマークした。
6月23日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったケージーマサムネに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
7月7日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトシザティアラに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
7月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダイメイパックマンに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。
8月16日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で倉富隆一郎騎手（17戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。
9月1日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で倉富隆一郎騎手（18戦10勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、トシザティアラに交わされて1馬身半差の2着となった。
9月29日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で倉富隆一郎騎手（19戦10勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブユウデンに1馬身半の差をつけて優勝
10月14日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で倉富隆一郎騎手（20戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のブユウデンを3/4馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。
11月3日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で倉富隆一郎騎手（21戦12勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のカシノアラシに2馬身の差をつけて制した。
12月1日、中3週で迎えた23戦目は、ターコイズ特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で倉富隆一郎騎手（22戦13勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。
12月23日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー特選（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。
5歳（2013年）
1月4日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた25戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。
1月26日、中2週で迎えた26戦目は、クロッカス賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（23戦13勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のミスギンレイをクビ差振り切って優勝
4月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（24戦14勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったカシノアラシに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
5月6日、中1週で迎えた28戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、メイ特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
5月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、エメラルド特選（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（25戦14勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。
6月2日、中1週で迎えた30戦目は、ジューン特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（26戦14勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
6月15日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（27戦14勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったブレイクアパスにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。
6月30日、中1週で迎えた32戦目は、ムーンストーン特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（28戦14勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。
7月15日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（29戦14勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。
7月27日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（30戦14勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
10月6日、中9週で迎えた35戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（31戦14勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。
10月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
11月30日、中4週で迎えた37戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。
12月14日、中1週で迎えた38戦目は、カトレア賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。