マキハタフォルテ（2008年生、母マキハタサーバー）

マキハタフォルテ（2008年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋強く（音楽用語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時19歳）と交配したマキハタサーバーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）槇本牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方40戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の一般C4十。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

1月30日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月6日、中4週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に敗れた。

4月17日、中5週で迎えた3戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

9月8日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた7戦目は、「がんばれ!ホッカイドウ競馬」賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた8戦目は、一般C4-5（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のミラーメソロを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた10戦目は、JA平取町びらとりトマト賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた11戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた12戦目は、一般C4-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C4七（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったサンセベリアに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月11日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4十（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベストドライバーに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月18日、連闘で迎えた15戦目は、一般C4四（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2012年）

1月14日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

1月29日、中1週で迎えた17戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリールアジンからクビ差の2着に惜敗した。

2月5日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリタケノハナに5馬身の差をつけて1番人気に応えた。

2月19日、中1週で迎えた19戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリタケノハナに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

2月25日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリタケノハナに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3五（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた23戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキープザブレイヴを3/4馬身振り切って6勝目を獲得した。

5月6日、中2週で迎えた24戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒミノリュウオウに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月3日、中1週で迎えた26戦目は、湯涌温泉鰈祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（6戦1勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた27戦目は、互市祭特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた28戦目は、能登半島最北端の灯り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったナムラストームに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月4日、中1週で迎えた31戦目は、八幡神社子供太鼓特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた32戦目は、和倉スイーツめぐり特別（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（11戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた33戦目は、山の寺あかりのこみち特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（12戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月27日、中8週で迎えた34戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（5戦4勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた35戦目は、古代の草木染め特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（6戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のビッグフットに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月23日、中2週で迎えた36戦目は、まゆ玉飾り特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（7戦5勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5歳（2013年）

1月2日、中0週で迎えた37戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（8戦5勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた38戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月26日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた40戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2月9日、連闘で迎えた41戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、「本日IPAT全レース発売中!」とく戦（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた42戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（福山ダート1250m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた43戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた44戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（9戦5勝）。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた45戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（10戦5勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。