セントラオール（1990年生、母ラオールシロー）

セントラオール（1990年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時16歳）と交配したラオールシローが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方33戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は1992年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

田村駿仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

9月12日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は516kg。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のハヤチャンプを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月17日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのアイビーステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

12月12日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3歳（1993年）

1月10日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

11月6日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた5戦目は、津曲幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で津曲幸夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4歳（1994年）

1月5日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津曲幸夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で津曲幸夫騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

3月5日、中5週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で津曲幸夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で津曲幸夫騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月6日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のパリススキーに約14馬身の大差をつけて休養明けの一戦を制した。

9月11日、中4週で迎えた13戦目は、仁淀川特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸梶由則騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のツルマルフソウに6馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

10月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸梶由則騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタンザーナイトに5馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

10月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸梶由則騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエンジェルキッスに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で戸梶由則騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネタイフウに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月27日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸梶由則騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカツトロビーに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月6日、連闘で迎えた18戦目は、おしどり特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸梶由則騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒラヨシプリンスからクビ差の2着に甘んじた。

12月27日、中2週で迎えた19戦目は、風花特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸梶由則騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムサウンドに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（1995年）

1月6日、中0週で迎えた20戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で戸梶由則騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、鏡川特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた22戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクオールエースから1馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた23戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビャクエレイオーからアタマ差の2着に甘んじた。

5月22日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウスマーフから3馬身差の2着となった。

6月27日、中0週で迎えた26戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネノユキトシに4馬身の差をつけて優勝

7月22日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月3日、約4か月半の休み明けで迎えた28戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1996年）

1月6日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月16日、中0週で迎えた31戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤレオナルドからアタマ差の2着となった。

3月9日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた35戦目は、山北隆士騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた36戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月26日、中4週で迎えた37戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（1997年）

1月11日、中6週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた38戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中守騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月4日、中6週で迎えた39戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた40戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は戸梶由則騎手（9戦7勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた41戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中守騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた42戦目は、一般C6-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中守騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた43戦目は、一般C6-7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中守騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた44戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は戸梶由則騎手（10戦7勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。