オンワードパイン（2003年生、母オンワードセーマ）

オンワードパイン（2003年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋松」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラローレル（当時12歳）と交配したオンワードセーマが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2 11。

経歴

デビュー前

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

8月26日、デビュー戦は高野和馬騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は522kg。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

10月1日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた3戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

4歳（2007年）

2月4日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

8月14日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた6戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユウワグラナダに約10馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、連闘で迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマニンディプロマに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月21日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、純情米いわてパックご飯杯（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

11月10日、中2週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた9戦目は、一般C3四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、バブルガムロックに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンワードソングに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイキングに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5歳（2008年）

1月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグラスゾーンに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月24日、中6週で迎えた13戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C2 11（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2 12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 11（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマックスクィーンに2馬身の差をつけて5勝目をマークした。

4月13日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のタケショウプリンスに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月20日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松井伸也騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松井伸也騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月21日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で松井伸也騎手（7戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松井伸也騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で松井伸也騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。