セイプレジール（2014年生、母チェルケッティ）

セイプレジール（2014年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋楽しみ（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時18歳）と交配したチェルケッティが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はへいはた牧場。2017年のゴールドジュニア(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

6月18日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

10月9日、中9週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 雨/不良）に出走。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のノットオンリーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、2歳500万下のなでしこ賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

11月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

12月4日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

3歳（2017年）

1月4日、中3週で迎えた8戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のスダチチャンを3/4馬身振り切って2勝目を手にした。

1月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田雄大騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた11戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳A（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったブレイヴコールに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のチャイムクラウンに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったジンバイッタイに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中3週で迎えた14戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスリーピーアイに2馬身の差をつけて順当に勝利した。

6月8日、中2週で迎えた15戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラブエンジェルコンを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月29日、中2週で迎えた16戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月26日、約6か月の休養明けで迎えた17戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、能登部上イルミネーション特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

4歳（2018年）

1月17日、中2週で迎えた18戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、スイートピー特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

1月31日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、スイートバイオレット特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた20戦目は、クロッカス特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、ガーベラ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた22戦目は、おトクで楽しい!楽天競馬特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた23戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、若草特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた24戦目は、ナイター競馬女子会特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山田雄大騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた25戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、大阪スポーツ賞（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた26戦目は、姫路さぎ草特別（園田ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた27戦目は、デカンショ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（6戦3勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた28戦目は、葉月特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた29戦目は、報知澪標特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた30戦目は、丹波篠山黒まめ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた31戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、丹波焼特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた32戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、京都畜産特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた33戦目は、尼崎城できまんねん!特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた35戦目は、西宮えべっさんの酒特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

5歳（2019年）

1月2日、中1週で迎えた36戦目は、2019初夢賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた37戦目は、4歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小谷周平騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小谷周平騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

3月19日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた39戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2 C1（園田ダート1230m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

8月7日、約4か月半の休み明けで迎えた40戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、勝ったナムラハンベエに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月21日、中1週で迎えた41戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のメルズーガに2馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

9月11日、中2週で迎えた42戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のスキップガールをアタマ差振り切って勝利をモノにする

10月2日、中2週で迎えた43戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6歳（2020年）

1月30日、約4か月の休養明けで迎えた44戦目は、ムスカリ賞（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスナークビシャモンに6馬身の差をつけて1番人気に応えた。

2月18日、中2週で迎えた45戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエストレラブランコに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

3月4日、中1週で迎えた46戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフィールザサンダーに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月12日、約3か月半の休養明けで迎えた47戦目は、紫陽花特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクラセンティーレに9馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月1日、中2週で迎えた48戦目は、白南風特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（5戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のベルクカッツェに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月21日、中2週で迎えた49戦目は、地方重賞の金沢スプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月4日、約4か月半の休み明けで迎えた50戦目は、3歳以上B2 C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブライドグルームに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

12月23日、中2週で迎えた51戦目は、スイセン賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（7戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のトーセンシルバーに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7歳（2021年）

1月3日、中1週で迎えた52戦目は、4歳以上B1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（8戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のモズファヴォリートをハナ差振り切って断トツ人気に応えた。

1月27日、中2週で迎えた53戦目は、寒梅特別（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（9戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のイチノフリオーソを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

8月20日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた54戦目は、3歳以上B1（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（10戦9勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、アルマドールに交わされて3馬身差の2着となった。

9月8日、中2週で迎えた55戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（11戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のナムラアイアイサーを3/4馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

9月29日、中2週で迎えた56戦目は、神戸ビーフ特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（12戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた57戦目は、3歳以上A2 B1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉村智洋騎手（13戦10勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のコスモビスティーに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

8歳（2022年）

5月27日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた58戦目は、ポピー賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉村智洋騎手（14戦11勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のキールに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月13日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた59戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、小野ひまわり特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月10日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた60戦目は、3歳以上A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

12月1日、約4か月の休養明けで迎えた61戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（15戦12勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた62戦目は、トゥインクルファンファーレ賞（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

9歳（2023年）

1月3日、中1週で迎えた63戦目は、園田迎春スプリント（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（16戦12勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた64戦目は、4歳以上B1（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた65戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

6月14日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた66戦目は、4歳以上B2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた67戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は下原理騎手（8戦3勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた68戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。