タガジョーミラノ（1996年生、母セキノカツヒメ）

タガジョーミラノ（1996年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時7歳）と交配したセキノカツヒメが16歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、地方15戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年のバレンタインスター賞(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1998年）

12月31日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノシルバーから4馬身差の2着に敗北した。

3歳（1999年）

1月8日、連闘で迎えた2戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターフレンチに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月29日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のキタサンハートに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のあやめ特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンノマーカーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月19日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳戦のオパールフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月22日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のトパーズフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノモナリザからクビ差の2着に甘んじた。

12月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマウンテンボーイを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

12月24日、中2週で迎えた8戦目は、一般B3四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシャトーキョウトをクビ差制して5勝目を収める

4歳（2000年）

1月16日、中2週で迎えた9戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（7戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシンショウフジに2馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

2月10日、中3週で迎えた10戦目は、バレンタインスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のウエブスターに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月17日、連闘で迎えた11戦目は、’00フレンドリーブーツ特別（2）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（9戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

5月17日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、初夏特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（10戦6勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウテンプリンスをアタマ差制して8勝目を掴み取った。

6月24日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦のサタデーナイト賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（11戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月12日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、ハンデ戦の銀嶺特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2001年）

1月24日、中5週で迎えた15戦目は、ジャニュアリースター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で的場文男騎手（13戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。