オンラインボス（2019年生、母タイセイローザ）
Online Boss
2019.04.07
オンラインボス（2019年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグランプリボス（当時11歳）と交配したタイセイローザが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は佐々木牧場。2023年のスプリント特別(一般)に勝利した他、2023年のスプリント特別(一般)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、佐々木牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、佐藤良二によって341万円で落札された。
小国博行厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2021年）
5月13日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。
5月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
6月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンクレモナに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
7月8日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。
8月3日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
8月24日、中2週で迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのペリドット特別（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。
9月7日、中1週で迎えた7戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。
10月19日、中5週で迎えた8戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のシャノンファンキーに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。
11月23日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、2歳戦の新風特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったバイザウェイにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
12月21日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のバイザウェイに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3歳（2022年）
1月18日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。
2月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンのヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。
2月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。
6月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた14戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の水無月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。
7月24日、中3週で迎えた15戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳M2のハヤテスプリント（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。
8月7日、中1週で迎えた16戦目は、3歳B1一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のエイシンリュージュをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。
9月4日、中3週で迎えた17戦目は、3歳M1の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。
9月19日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のはまぎく賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。
10月18日、中3週で迎えた19戦目は、3歳M3のサファイア賞（盛岡芝2400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。
11月7日、中2週で迎えた20戦目は、霜月特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ゼットセントラルに交わされて4馬身差の2着となった。
11月21日、中1週で迎えた21戦目は、ビッグレッドファーム特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったツルマルハナコにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。
12月6日、中1週で迎えた22戦目は、仲冬特別（水沢ダート1600m 小雪/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、佐々木牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、佐藤良二によって341万円で落札された。
村上実厩舎（岩手）へ入厩。
4歳（2023年）
3月28日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハナレイを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
4月23日、中3週で迎えた24戦目は、M3の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
5月7日、中1週で迎えた25戦目は、皐月特別（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったデランブルにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
6月5日、中3週で迎えた26戦目は、麦秋特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（11戦2勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゼットセントラルに詰め切れず、7馬身差の2着に敗れた。
6月19日、中1週で迎えた27戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るハナレイを別次元の末脚で半馬身差し切って6勝目を獲得した。
7月2日、中1週で迎えた28戦目は、M2の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で村上忍騎手（13戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。
8月1日、中3週で迎えた29戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で村上忍騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアップテンペストを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
9月12日、中5週で迎えた30戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で村上忍騎手（15戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るノースリュシオルをハナ差だけ差し切って単勝一倍台の支持に応えた。
10月9日、中3週で迎えた31戦目は、神無月特別（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で村上忍騎手（16戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトキノパイレーツに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
デビュー前
1歳のとき、佐々木牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、佐藤良二によって341万円で落札された。
村上実厩舎（岩手）へ入厩。
11月5日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、M2の絆カップ（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。