ギャロップインター（1992年生、母インターサム）

ギャロップインター（1992年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のギャロップダイナ（当時12歳）と交配したインターサムが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本春雄。戦績は、地方53戦18勝2着8回。主な勝ち鞍は1997年のロイヤルカップ(B1)。

経歴

デビュー前

人見鉄也厩舎（宇都宮）へ入厩。

3歳（1995年）

5月27日、デビュー戦は野沢憲彦騎手を鞍上に据えて、4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミクニタイガーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月17日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のサテライトローズに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のメインフィールドに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノミッチに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスズコマに6馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

9月13日、中2週で迎えた7戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレシアンライコーから4馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中4週で迎えた8戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のレイザーワンに1馬身半の差をつけて制した。

10月28日、中1週で迎えた9戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた10戦目は、C4（足利ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（4戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウキサンシュールから1馬身差の2着となった。

12月1日、中0週で迎えた11戦目は、さざんか特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンホワイトに1馬身半の差をつけて7勝目を獲得した。

12月29日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒブラボーに1馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

4歳（1996年）

1月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノヒエイからクビ差の2着に甘んじた。

1月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシローシャンテーに1馬身半の差をつけて9勝目を手に入れた。

2月23日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョージエイカンからクビ差の2着に甘んじた。

5月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口竜一騎手（10戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月29日、中9週で迎えた17戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口竜一騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレシアンライコーから3馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口竜一騎手（12戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口竜一騎手（13戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノショウグンをアタマ差制して制した。

9月12日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口竜一騎手（14戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノリンリンに3/4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

9月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（4戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレシアンライコーから3馬身差の2着となった。

10月27日、中3週で迎えた22戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオオザターボをクビ差制して勝利数を12に伸ばす

11月4日、連闘で迎えた23戦目は、トパーズ特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテンマダイリンに1馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

12月10日、中4週で迎えた24戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1997年）

2月10日、中5週で迎えた26戦目は、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアンポタイガーに5馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

2月28日、中2週で迎えた27戦目は、道玄坂特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオートネコバンに半馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

3月21日、中2週で迎えた28戦目は、陽春賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジーロードに6馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

4月11日、中2週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた29戦目は、デネボラ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（5戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトラノデイトナに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月22日、中5週で迎えた30戦目は、エメラルド賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（6戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた31戦目は、サンデーナイト賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（7戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた32戦目は、ブルームーン賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木啓之騎手（8戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングローラルから2馬身差の2着に敗北した。

8月13日、中4週で迎えた33戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のトゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた34戦目は、北斗七星賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（9戦4勝）。5頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた35戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

10月30日、中3週で迎えた36戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた37戦目は、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（10戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシルドルフをクビ差制して勝利をモノにする

6歳（1998年）

2月4日、中7週で迎えた38戦目は、牝馬限定G3のTCK女王盃（大井ダート2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（11戦5勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の’98メトロポリタンカップ（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（12戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったイチコウアキヒロに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月15日、約6か月の休養明けで迎えた40戦目は、郷間隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’98クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦の’98ムーンライトカップ（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（13戦5勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデ戦のスターサファイア賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（14戦5勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた43戦目は、ハンデ戦の紅葉賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（15戦5勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

7歳（1999年）

5月19日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた44戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月16日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた45戦目は、パールオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた46戦目は、ルビーオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた47戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた48戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、サードニクスオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月23日、中4週で迎えた49戦目は、キャッツアイオープン（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は藤原良一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月3日、中5週で迎えた50戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、愛知県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた51戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた52戦目は、ターコイズオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8歳（2000年）

1月1日、中2週で迎えた53戦目は、次井武史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。