ヤングジャパン（2002年生、母プリティーシマ）

ヤングジャパン（2002年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「若い＋日本」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキブリザード（当時11歳）と交配したプリティーシマが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中川哲也。戦績は、中央平地7戦0勝、地方27戦8勝2着7回。2004年のゴールドウイング賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

藤ヶ崎一男厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2004年）

7月21日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた3戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドターンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦の飛島埠頭特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカネローマンから4馬身差の2着に敗北した。

10月29日、連闘で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のゴールドウイング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の岩屋堂特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフラトネスラインに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

12月5日、中2週で迎えた8戦目は、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は吉田稔騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

3歳（2005年）

1月8日、中4週で迎えた9戦目は、3歳500万下の飛梅賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

2月16日、中5週で迎えた10戦目は、3歳戦の大須観音特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイッコートレジャーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の長久手古戦場特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた12戦目は、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（6戦1勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた13戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（7戦1勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4月30日、中2週で迎えた14戦目は、3歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（8戦1勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた15戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた16戦目は、3歳500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（10戦1勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

8月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、3歳戦の伊良湖港特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（11戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般B13（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルーディスタンスに2馬身の差をつけて優勝

9月28日、中2週で迎えた19戦目は、けいとう特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルタカバレンシアに2馬身の差をつけて5勝目をマークした。

10月4日、連闘で迎えた20戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジセレージャに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月17日、中1週で迎えた21戦目は、秋明菊特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（7戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケイアイダンシングを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

11月14日、中3週で迎えた22戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシノフィクサーを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中2週で迎えた23戦目は、造園グループ賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジセレージャに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月26日、中2週で迎えた24戦目は、758ドリームゲッターズかけるくん賞（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（10戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リカバリーショットにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2006年）

1月4日、連闘で迎えた25戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルパティシエにクビ差交わされて2着に甘んじた。

1月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒルノキセキに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月29日、中1週で迎えた27戦目は、ひいらぎ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（13戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウイニングウインドを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

2月12日、中1週で迎えた28戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスフィアーをアタマ差振り切って8勝目を手にした。

2月26日、中1週で迎えた29戦目は、恋路が浜特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（14戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（15戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた31戦目は、山崎川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（16戦5勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた32戦目は、しょうぶ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（17戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた33戦目は、ライラック特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（18戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた34戦目は、正保町特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（19戦5勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。