タケノグレイス（2000年生、母タケノデュムカ）
Takeno Grace
2000.04.11
タケノグレイス（2000年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の三女神”Ｇｒａｃｅｓ”より」。毛色は栗毛。種牡馬のアサティス（当時15歳）と交配したタケノデュムカが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武岡牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方50戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の北海道競馬記者クラブ特別(一般C3-1)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、武岡牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
根本康広厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2003年）
7月26日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は434kg。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。
8月2日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。
8月16日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。
8月25日、連闘で迎えた4戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のハマナス賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
9月14日、中2週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。
12月13日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C5 18（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月23日、中0週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5 21（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイフラッシュに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
4歳（2004年）
2月1日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5 22（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5 27（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5-20（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードフェイントに3/4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。
3月28日、中3週で迎えた11戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C5 16（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月18日、中2週で迎えた12戦目は、一般C5 16（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月8日、中2週で迎えた13戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5 17（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月6日、中3週で迎えた14戦目は、一般C4 C5-17（高崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5 13（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月4日、中1週で迎えた16戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4-8（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートサルジュに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
7月19日、中1週で迎えた17戦目は、マリーゴールド特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月7日、中2週で迎えた18戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月28日、中2週で迎えた19戦目は、サルビア特別（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月12日、中1週で迎えた20戦目は、アザミ特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月2日、中2週で迎えた21戦目は、藤原湖特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月11日、連闘で迎えた22戦目は、一般C4-10（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（6戦2勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4 11（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノソヴリンから4馬身差の2着に敗北した。
11月12日、中2週で迎えた24戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月21日、連闘で迎えた25戦目は、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月11日、中2週で迎えた26戦目は、一般C4 12（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のツヨシローズをアタマ差制して制した。
5歳（2005年）
3月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は小林淳一騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。
4月19日、中5週で迎えた28戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、エイプリルスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に終わった。
5月1日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は小林淳一騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
6月15日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた30戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、真駒内特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月28日、中1週で迎えた31戦目は、西野特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキャッチミーナウに2馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。
7月12日、中1週で迎えた32戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ウイングアロー賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月9日、中3週で迎えた33戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンプラザに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月13日、中4週で迎えた34戦目は、Aiba浦河応援特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月6日、中2週で迎えた35戦目は、キッケンクリス賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマイルホリデーから4馬身差の2着に敗北した。
10月25日、中2週で迎えた36戦目は、賀張特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月8日、中1週で迎えた37戦目は、日本軽種馬登録協会特別（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6歳（2006年）
5月3日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた38戦目は、上湧別町チューリップフェア20周年特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。
5月16日、中1週で迎えた39戦目は、元町特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。
5月30日、中1週で迎えた40戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、ラスカルスズカ賞（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた41戦目は、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた42戦目は、発寒特別（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。
7月12日、中1週で迎えた43戦目は、上川生産連特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月9日、中3週で迎えた44戦目は、旭川市買物公園旭川屋特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月7日、中3週で迎えた45戦目は、JA平取町トマト特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月21日、中1週で迎えた46戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、滝川ふれ愛の里特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月3日、中1週で迎えた47戦目は、むかわ町穂別地球体験館特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は三井健一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月25日、中2週で迎えた48戦目は、一般D1-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた49戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、手稲特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。
7歳（2007年）
1月16日、中9週で迎えた50戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月31日、中1週で迎えた51戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後はイシヤクカイザーと並んで6着同着となった。
2月7日、連闘で迎えた52戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルソレミタカから半馬身差の2着となった。
2月14日、連闘で迎えた53戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月6日、中2週で迎えた54戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月21日、中1週で迎えた55戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月18日、中3週で迎えた56戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。