グランディアップ（1995年生、母グランデイオーギ）

グランディアップ（1995年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデュラブ（当時13歳）と交配したグランデイオーギが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村幸廣。戦績は、中央平地4戦0勝、地方40戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は1997年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

12月16日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は498kg。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサダイリンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1998年）

4月22日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチェリーブラッサム特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の桑園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキラリに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンの新緑特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本隆宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた6戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松本隆宏騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた7戦目は、一般D2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の高湯特別（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の雲雀ケ原特別（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた10戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D2（門別ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミノハードオーから3/4馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

12月29日、中1週で迎えた12戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、幾千世特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーボームに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1999年）

1月2日、連闘で迎えた13戦目は、短距離特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月22日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた14戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた16戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイビーコウキを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

10月24日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で三小田幸人騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールタッチを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

11月28日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は亀井洋司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るショウワハッピーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

12月11日、中1週で迎えた21戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアービルヒーローを上がり0位の末脚で半馬身差し切って制した。

12月31日、中2週で迎えた22戦目は、中島記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミカワケンタを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2000年）

1月16日、中1週で迎えた23戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイビーコウキを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた24戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トラベラーに交わされて2馬身半差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた25戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したディーゲバルトを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中1週で迎えた26戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた27戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた28戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた29戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロングワンダフルに交わされて2馬身差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた30戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた31戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のスプリンターズカップ（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた32戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

10月25日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のオクトーバー特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

11月19日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた34戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた35戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のトパーズ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた36戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のトルコ石特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

12月26日、連闘で迎えた37戦目は、一般B3（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

6歳（2001年）

1月9日、中1週で迎えた38戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、春駒特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月30日、約3か月半の休み明けで迎えた39戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた40戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた41戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で殿田倫之騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

12月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた42戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた43戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた44戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。