アグリノキセキ（2009年生、母シーワン）

アグリノキセキ（2009年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時12歳）と交配したシーワンが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中村和夫。戦績は、地方38戦10勝2着4回。2012年の福山ダービー(地方重賞)に勝利した他、2012年の福山弥生賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、中村和夫から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

高本友芳厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2011年）

7月3日、デビュー戦は岡崎準騎手を鞍上に据えて、2歳戦のエリートストーリー第二戦（福山ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は483kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモライムに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月16日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた3戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の福山2歳優駿（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のルーキーシリーズ第五戦（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンアンカーに6馬身の差をつけて優勝

11月27日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のマイルチャレンジ（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のベネチアメンフィスに3馬身の差をつけて1番人気に応えた。

12月11日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のクーヨシンをハナ差制して4勝目を手に入れた。

12月25日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のヤングチャンピオン（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2012年）

1月14日、中2週で迎えた8戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳A（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲノチコクに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の若駒賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた10戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた11戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の福山弥生賞（福山ダート1600m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のウィッシュウインに2馬身半の差をつけて6勝目を獲得した。

3月18日、中1週で迎えた12戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般B3（福山ダート1600m 曇/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた13戦目は、卯月賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の福山ダービー（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクーヨシンに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月8日、中3週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の福山チャンピオンシップ（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた17戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、ほおずき特別（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタイセシャトルから1馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた18戦目は、月下美人特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（5戦4勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた19戦目は、蓮の花特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（6戦4勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンライナーから2馬身差の2着となった。

9月8日、中3週で迎えた20戦目は、白露特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（7戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウアサギリに半馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月7日、中3週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の鞆の浦賞（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（8戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキモンエンジェルから1馬身半差の2着に敗北した。

11月4日、中3週で迎えた22戦目は、3歳地方重賞の紅葉賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（9戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月18日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、胡蝶蘭特別（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（10戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月2日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた24戦目は、3歳地方重賞の福山王冠（福山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡崎準騎手（11戦5勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4歳（2013年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、初夢特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で岡崎準騎手（12戦5勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

1月14日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた26戦目は、地方重賞の久松城賞（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岡崎準騎手（13戦5勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月2日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた27戦目は、節分草特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のテラモガルダンをクビ差制して優勝

2月16日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた28戦目は、神島橋特別（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた29戦目は、平家谷つばき園特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスヴィクターに3馬身の差をつけて制した。

3月24日、中1週で迎えた30戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のファイナルグランプリ（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、道の駅田野駅屋特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた32戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月11日、中1週で迎えた33戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、四万十仁井田米特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた34戦目は、天狗高原特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、スマートターゲットに交わされて1馬身差の2着となった。

6月16日、中1週で迎えた35戦目は、あじさい街道特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた36戦目は、四万十町平家の里特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた37戦目は、一般A2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた38戦目は、芸西村琴ヶ浜松原特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。