レッドソング（1991年生、母ハワイアンソング）

レッドソング（1991年6月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時21歳）と交配したハワイアンソングが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）レッドファーム。戦績は、中央平地14戦1勝2着4回、地方29戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

2月5日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のダイシコンリュウをクビ差振り切って初白星を挙げた。

2月26日、中2週で迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた4戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたプリンセスガビー決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月1日、中1週で迎えた6戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したローズホーラーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

5月22日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したタニノアトラテックに半馬身届かず2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は植野貴也騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったテンザントパーズに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月10日、中8週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4歳（1995年）

4月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた13戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月6日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた14戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月10日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、なでしこ特別（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた16戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、萩特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月28日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、ききょう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月9日、中1週で迎えた18戦目は、はなの木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシンジンムオーに2馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

11月8日、中3週で迎えた19戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、中山七里特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリッコージョオーから3馬身差の2着となった。

11月27日、中2週で迎えた20戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、磨墨特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた21戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、新穂高特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた22戦目は、日刊スポ杯（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1996年）

1月28日、中3週で迎えた23戦目は、一般B1イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップレンジャーから5馬身差の2着に敗北した。

11月7日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた24戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1997年）

2月23日、中9週で迎えた27戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンリチャードをクビ差制して久方ぶりに勝ち星を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた28戦目は、ヒヤシンス特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後はコンバットプリンスと並んで4着同着となった。

4月1日、中3週で迎えた29戦目は、今井孝一騎手を鞍上に迎えて、淡墨桜特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた30戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、菜の花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた31戦目は、鵜飼特別（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた32戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、東海オールスタージョッキー（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、中4週で迎えた33戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた34戦目は、しゃくなげ特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は村井栄治騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた35戦目は、根ノ上特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスキタイアイリスに3馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

9月10日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた37戦目は、三番叟特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた38戦目は、白菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた39戦目は、中山七里特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた40戦目は、水車特別（笠松ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂井薫人騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月15日、中3週で迎えた41戦目は、師走特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井薫人騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月31日、中1週で迎えた42戦目は、岐阜新聞杯（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井薫人騎手（14戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（1998年）

1月14日、中1週で迎えた43戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の金沢・笠松ジョッキークラブ（P）（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。