メイショウナラシバ（2019年生、母パワーフレーズ）

メイショウナラシバ（2019年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+楢柴。茶器の名器」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時8歳）と交配したパワーフレーズが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は上村清志。主な勝ち鞍は2023年の4歳以上C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上村清志から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって495万円で落札された。

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

10月16日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゼットノヴァに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

11月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2022年）

4月23日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

4歳（2023年）

1月18日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったフィールザコメットに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

1歳のとき、上村清志から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって495万円で落札された。

永島太郎厩舎（兵庫）へ入厩。

2月15日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

3月7日、中6週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた5戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンスマックに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月19日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、グロズニーグラードに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヤマタケフリーダムをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

8月24日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したドーターオブナイルに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月5日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、C3一3歳以上（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、パリパリに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

5歳（2024年）

2月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のウルティマンに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月19日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウロールスに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月27日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。