グロズニーグラード（2019年生、母アディアフォーン）

Groznyi Grad

2019.04.24

グロズニーグラード（2019年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「恐るべき要塞(ロシア語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時12歳）と交配したアディアフォーンが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社 ノースヒルズ。戦績は、中央平地8戦0勝、地方11戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C3一。

経歴

デビュー前

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月29日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 雨/不良）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

12月28日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

デビュー前

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

4月17日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。14頭立ての9番ゲートからスタート。競走除外となった。

3歳（2022年）

5月1日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

7月23日、中8週で迎えた6戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

12月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したチャットムーンにハナ差届かず2着に惜敗した。

12月30日、中2週で迎えた8戦目は、C2一3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたサンライズジョワ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

4歳（2023年）

1月17日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったウインドケーヴに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月7日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（5戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

4月4日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

7月19日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉村智洋騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウナラシバを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉村智洋騎手（8戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパリパリに約14馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月31日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉村智洋騎手（9戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマーブルファクターに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月28日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉村智洋騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミッドホエールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月2日、中8週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた18戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

5歳（2024年）

1月8日、中4週で迎えた19戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

2024年1月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。