アヤメタイフウ（1984年生、母アーストアロー）

アヤメタイフウ（1984年6月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフイリツプオブスペイン（当時15歳）と交配したアーストアローが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方35戦13勝2着11回。主な勝ち鞍は1990年のりんどう賞(C)。

経歴

デビュー前

武平三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

12月5日、デビュー戦は武永祥騎手を鞍上に据えて、4歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で武永祥騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

4歳（1988年）

1月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、太田勝久騎手を鞍上に迎えて、4・5歳（紀三井寺ダート1240m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた4戦目は、4・5歳（紀三井寺ダート1240m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太田勝久騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったソダタイガーから半馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中2週で迎えた5戦目は、4・5歳（紀三井寺ダート1240m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太田勝久騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマグニフンカワンに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月21日、中3週で迎えた6戦目は、5歳（紀三井寺ダート1240m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で太田勝久騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったソダタイガーから1馬身半差の2着に敗北した。

3月28日、連闘で迎えた7戦目は、4・5歳（紀三井寺ダート1240m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で太田勝久騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロングコンドルに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月3日、中4週で迎えた8戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシメニジュネスから2馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中1週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川口道助騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川口道助騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウエイパールからクビ差の2着に甘んじた。

7月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川口道助騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のモンベツカツラに5馬身の差をつけて3勝目を収める

7月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川口道助騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川口道助騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテスコガルフをクビ差制して勝利を手中に収めた。

8月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川口道助騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルコウセキに半馬身の差をつけて制した。

9月20日、中2週で迎えた17戦目は、崎谷彦司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルシュウミタから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中4週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は川口道助騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサロニカキングから2馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（10戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシントウイナーに1馬身の差をつけて優勝

12月4日、中3週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサロニカキングからハナ差の2着に甘んじた。

12月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川口道助騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサロニカキングに1馬身半の差をつけて7勝目をつかんだ。

5歳（1989年）

1月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川口道助騎手（13戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフエリアトムに1馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

1月22日、中2週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で川口道助騎手（14戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノースバリオンに1馬身半の差をつけて制した。

2月19日、中3週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で川口道助騎手（15戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイーファイアに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月13日、中2週で迎えた25戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で川口道助騎手（16戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月16日、約7か月の休み明けで迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で川口道助騎手（17戦8勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川口道助騎手（18戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったネイムバリュから2馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた28戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で川口道助騎手（19戦8勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったネイムバリュから5馬身差の2着となった。

12月5日、中2週で迎えた29戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のノースバリオンに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月23日、中2週で迎えた30戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（20戦8勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のノースバリオンに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6歳（1990年）

1月4日、中1週で迎えた31戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた32戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は川口道助騎手（21戦9勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月5日、中1週で迎えた33戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（22戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のノースバリオンに1馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

2月13日、連闘で迎えた34戦目は、B（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（23戦10勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったネイムバリュから4馬身差の2着となった。

2月27日、中1週で迎えた35戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川口道助騎手（24戦10勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた36戦目は、B（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川口道助騎手（25戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた37戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドシルバーから2馬身差の2着となった。