マヤノヴィオロン（1996年生、母アイミーンイット）

マヤノヴィオロン（1996年5月1日）は、日本の競走馬。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時10歳）と交配したアイミーンイットが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害3戦0勝2着1回、地方18戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の一般C1七。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

12月5日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は500kg。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた2戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

3歳（1999年）

1月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

7月4日、中5週で迎えた7戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた8戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた9戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったポリッシュボーイから1馬身1/4差の2着となった。

12月30日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネアーティアスに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2000年）

1月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のストロベリームーンに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月12日、中3週で迎えた12戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノランマンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホーリーガールに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月12日、中1週で迎えた14戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったプレジャーストームから2馬身半差の2着に敗北した。

4月7日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフェアーフレッシュに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3 C（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた17戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったリョウマからアタマ差の2着に甘んじた。

6月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3 C（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクラシカルマウントをクビ差制して1着ゴールを果たした。

6月29日、中3週で迎えた19戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフジラージヒルに1馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

8月12日、中5週で迎えた20戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村芳晃騎手（8戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビバウセンダンから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

2月11日、約6か月の休み明けで迎えた21戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドゴージャスに3/4馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

3月7日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニチドウエフォートからアタマ差の2着に甘んじた。

3月13日、連闘で迎えた23戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C2三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のケイワンモントレーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月18日、中4週で迎えた24戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた25戦目は、一般C1七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフェアリーシーンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月16日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。