テイエムランウェイ（2019年生、母タイムトゥラン）

テイエムランウェイ（2019年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+母名の一部+父名より」。毛色は栗毛。種牡馬のスズカコーズウェイ（当時15歳）と交配したタイムトゥランが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）PRIDE ROCK。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月7日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は492kg。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

12月11日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のデルマシルフに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2022年）

1月15日、中4週で迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

9月10日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月10日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月12日、中4週で迎えた9戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のサトノテンペストに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

12月11日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの夙川特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のユスティニアンに2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

4歳（2023年）

1月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上3勝クラスの門松ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田望来騎手（2戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったヴァルキュリアにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

1月28日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの伊賀ステークス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田望来騎手（3戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの天満橋ステークス（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

5月21日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの高瀬川ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい16着に敗れた。

11月4日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの貴船ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの西陣ステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた17戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの2023フェアウェルステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

5歳（2024年）

2月3日、中5週で迎えた18戦目は、4歳以上3勝クラスの橿原ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

3月2日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスのなにわステークス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

4月21日、中6週で迎えた20戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの鎌倉ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。