高瀬川ステークス

レース展開

メイショウヒューマが馬群を引き連れる形、直後の2番手にスカーレットスカイが取り付く

メイショウヒューマが先手を奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にスカーレットスカイが続く。その後ろ、サトノテンペストが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアメリカンファクト、ラインオブフェイト、サンキューユウガら3頭。その1馬身後ろ、ジェットエンブレムとエーティーマクフィは中団前め。ニューフロンティアは中団馬群のど真ん中を追走。テイエムランウェイとスペロデアは中団後方の位置。少し空いて、後方7番手で折り合いをつけるのはヘイセイメジャー、ウラヤ、キタノブレイドら3頭。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはホッコーアカツキ。少し離れたしんがりにヨドノビクトリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

高瀬川S、サトノテンペストが天性ののレースセンスを活かした巧みな立ち回りで制す！

先頭はメイショウヒューマでリードは1馬身。2番手にスカーレットスカイとサトノテンペストが続く。その直後、アメリカンファクト、ジェットエンブレム、サンキューユウガらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたサトノテンペストが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、中団前目の位置から矢のような伸びを見せた1番人気のエーティーマクフィが続き、2着と3馬身半差の3着には、逃げ粘ったメイショウヒューマが入った。そこからクビ差遅れた4着には、最後方で直線を迎えた14番人気のヨドノビクトリーが入線、さらに1馬身差の5着には、好位にいたサンキューユウガが食い込んだ。2番人気のウラヤは後方3番手にいたがもうひと伸びが足りず8着に敗れた。