ビゼーヒル（2009年生、母レオリズム）

ビゼーヒル（2009年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「作曲家名＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスパイキュール（当時9歳）と交配したレオリズムが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は江谷牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方43戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2十一十二十三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、二風谷ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ビーステーブルによって42万円で落札された。

後藤保厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2011年）

8月17日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（2）（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

10月4日、中6週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月14日、中0週で迎えた3戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月11日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた4戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したメモリーホワイトに半馬身届かず2着に敗北した。

11月25日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（3）（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（4）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のトミシノドラゴンをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

3歳（2012年）

1月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンプラチナを自慢の末脚で半馬身差し切って2勝目を手にした。

3月11日、中3週で迎えた11戦目は、3歳500万下の沈丁花賞（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（4戦2勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンプラチナを上がり2位の末脚で半馬身差し切って優勝

4月25日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（6戦3勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい3着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の金華山特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（7戦3勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったトーセンプラチナに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月23日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（8戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったブラボークリチャンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた17戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月25日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、3歳戦のカンナ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦の来月開幕!ぎふ清流国体・大会杯（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（9戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（10戦3勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（11戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月12日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた22戦目は、3歳戦の笠松オーナーズホース杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（12戦3勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた23戦目は、3歳戦の神無月特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた24戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

12月17日、中5週で迎えた25戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の風花特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4歳（2013年）

1月4日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2十五十六十七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシーキングトパーズを鬼脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

3月20日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2九十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた30戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5月21日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた31戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた32戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、優駿の門アスミ第5巻発売記念（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた33戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月24日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた34戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月23日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた35戦目は、一般C2九十（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月5日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた36戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた37戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた39戦目は、神楽月賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた40戦目は、一般C5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた41戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るニードサムバディを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2014年）

1月9日、中1週で迎えた42戦目は、ことぶき特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた44戦目は、一般C2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。