コメットサン（1993年生、母コメツトホープ）

コメットサン（1993年3月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のルション（当時12歳）と交配したコメツトホープが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は戸川牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方55戦8勝2着4回。1998年のスプリング争覇（P）(一般ハンデ)で2着に入った他、1998年の読売レディス杯(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

後條雄作厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1995年）

4月17日、デビュー戦は小野望騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 雨/重）に出走。馬体重は428kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のタイカンホースに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月1日、中5週で迎えた2戦目は、長山光則騎手を鞍上に迎えて、10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた3戦目は、鞍上は小野望騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオンザビームに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

6月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月26日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のひまわり賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のヤングチャレンジカップ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野望騎手（4戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の青雲特別（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野望騎手（5戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月19日、中5週で迎えた8戦目は、3歳（帯広ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野望騎手（6戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の霜月特別（帯広ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で小野望騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月22日、中2週で迎えた10戦目は、2歳戦の北海道3才優駿（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小野望騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1996年）

4月25日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、3歳戦の春風特別（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小野望騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の北斗盃（岩見沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小野望騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小野望騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月6日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦の薫風特別（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小野望騎手（12戦2勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月17日、中5週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた15戦目は、4歳（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で小野望騎手（13戦2勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で小野望騎手（14戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月20日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般D（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で小野望騎手（15戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマフパディーに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月26日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、3歳戦の北海優駿（旭川ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で小野望騎手（16戦3勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月1日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、十勝平野特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のナグルホワイトをクビ差制して4勝目を手に入れた。

10月16日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた20戦目は、芽室特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた21戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、ホクチク特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、十勝川特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小野望騎手（17戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月27日、中5週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた23戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノスイトピーに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1997年）

1月24日、中3週で迎えた24戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、笠松ジョッキーカップh（笠松ダート1800m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったコインドショウハイから1馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中1週で迎えた25戦目は、寒椿特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた26戦目は、春蘭特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた27戦目は、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた28戦目は、つつじ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月20日、中3週で迎えた29戦目は、今井孝一騎手を鞍上に迎えて、小瀬特別（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた30戦目は、清流短距離特別（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた31戦目は、あやめ特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた32戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた33戦目は、春駒特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーギャロップから半馬身差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた34戦目は、数河特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノヒーローに半馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

9月14日、中1週で迎えた35戦目は、長月特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井薫人騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったランフォータックスから3馬身差の2着となった。

10月2日、中2週で迎えた36戦目は、高山特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井薫人騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のケンタッキーボーイに2馬身半の差をつけて7勝目を奪取した。

10月23日、中2週で迎えた37戦目は、神無月特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井薫人騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた38戦目は、せせらぎ特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂井薫人騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリアムーンに4馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

11月24日、中1週で迎えた39戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で坂井薫人騎手（14戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1998年）

1月1日、中4週で迎えた40戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で坂井薫人騎手（15戦4勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた41戦目は、白銀争覇（P）（笠松ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で坂井薫人騎手（16戦4勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月12日、中3週で迎えた42戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で坂井薫人騎手（17戦4勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月15日、中3週で迎えた43戦目は、ハンデ戦でオープンのマーチカップ（P）（笠松ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で坂井薫人騎手（18戦4勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた44戦目は、ハンデ戦でオープンのスプリング争覇（P）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で坂井薫人騎手（19戦4勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したサンディチェリーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4月29日、中2週で迎えた45戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

6月6日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた46戦目は、テレビ愛知オープン（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は坂井薫人騎手（20戦4勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

7月15日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた47戦目は、地方重賞のサマーカップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（21戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた48戦目は、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（22戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた49戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（23戦4勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月21日、中6週で迎えた50戦目は、牝馬限定G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（24戦4勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた51戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井薫人騎手（25戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

12月13日、中4週で迎えた52戦目は、ハンデ戦でオープンのウインター争覇（P）（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井薫人騎手（26戦4勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

6歳（1999年）

1月28日、中6週で迎えた53戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は村井栄治騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた54戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（27戦4勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた55戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのマーチカップ（P）（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた56戦目は、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（28戦4勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。