ムツミマーベラス（2007年生、母キャサリンクリスタ）

ムツミマーベラス（2007年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時15歳）と交配したキャサリンクリスタが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中裕之。戦績は、地方21戦16勝2着2回。2009年の福山2歳優駿(地方重賞)に勝利した他、2010年の福山チャンピオンシップ(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中裕之から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、田中裕之から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、広島県馬主会によって157.5万円で落札された。

末廣卓己厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2009年）

6月28日、デビュー戦は池田敏樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のエリートストーリー第四戦（福山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユールックシンシアに約15馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナカドイセンプーに3馬身の差をつけて1番人気に応えた。

8月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナカドイセンプーに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月6日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナカドイセンプーに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

9月22日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーヒマワリに2馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

10月26日、中4週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の福山2歳優駿（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（5戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のナカドイセンプーに2馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

11月14日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（6戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のナカドイセンプーに1馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（7戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナカドイセンプーに4馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

3歳（2010年）

4月24日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、つつじ特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（8戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスレジェンドに2馬身の差をつけて無傷の9連勝を決めた。

5月2日、連闘で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の福山ダービー（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で池田敏樹騎手（9戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォーインワンから4馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の広島県馬主会会長賞（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で池田敏樹騎手（10戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスプリングヨーコーに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月27日、中5週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の福山チャンピオンシップ（福山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で池田敏樹騎手（11戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードシャンヴルに5馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

7月31日、中4週で迎えた13戦目は、ひまわり特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で池田敏樹騎手（12戦11勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンサイレンスに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月28日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の広島県馬主会会長賞（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で池田敏樹騎手（13戦12勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナカドイセンプーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月12日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の福山3歳牝馬特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で池田敏樹騎手（14戦13勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアクアビューティーに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月10日、中3週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の鞆の浦賞（福山ダート2250m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で池田敏樹騎手（15戦14勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月20日、中5週で迎えた17戦目は、しずない産米「万馬券」特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で池田敏樹騎手（16戦14勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーインワンに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

12月5日、中1週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の福山王冠（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で池田敏樹騎手（17戦15勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月10日、中4週で迎えた19戦目は、新春賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で池田敏樹騎手（18戦15勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフェミニンワイルドに3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4月11日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた20戦目は、花吹雪特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で池田敏樹騎手（19戦16勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた21戦目は、おぼろ月特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は21戦連続で池田敏樹騎手（20戦16勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒルノラディアンから3馬身差の2着に敗北した。