ドバイエキスプレス（2011年生、母ベルナデッタ）

ドバイエキスプレス（2011年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時12歳）と交配したベルナデッタが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、地方34戦3勝2着3回。2014年の’14雲取賞に勝利した他、2014年の羽田盃(S1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2013年）

9月27日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦の紅蜀葵デビュー（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したノーストライを差し切れず、3馬身差の2着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のファイブシューターに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2014年）

1月7日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の騎初特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のドミヌスを3/4馬身振り切って2勝目を収める

2月6日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた5戦目は、3歳オープンの’14雲取賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のファイトをクビ差振り切って制した。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川島正太郎騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったハッピースプリントに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中5週で迎えた7戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島正太郎騎手（6戦3勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

7月9日、中4週で迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 雨/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた9戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスマイルピースに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月27日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、いたばし二輪草特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に敗れた。

4歳（2015年）

2月26日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、寒梅賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

10月28日、約8か月の休み明けで迎えた12戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、鵡川ししゃも特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

12月31日、中8週で迎えた13戦目は、ハンデ戦でオープンのおおとりオープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（7戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5歳（2016年）

1月22日、中2週で迎えた14戦目は、鯛ノ浦特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（8戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた15戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春告鳥特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月27日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、小田原市特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（9戦3勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた17戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の麻綿原特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた18戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（10戦3勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた19戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の伏姫特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

11月7日、中8週で迎えた21戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一茶特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた22戦目は、柊特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた23戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

6歳（2017年）

1月11日、中1週で迎えた24戦目は、西船橋小松菜杯（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の猫柳特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（11戦3勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の如月特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（12戦3勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた27戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春音特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の水無月特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた29戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた30戦目は、スタールビー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

9月4日、中7週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の伏姫特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

9月28日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた32戦目は、佐倉牧特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた33戦目は、宇宙忍者「バルタン店長」杯（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の11月11日船橋競馬ふれあい広場開催記念（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。