ホクレア（2009年生、母プリティロマンサー）

ホクレア（2009年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「喜びの星（ハワイ語）。光り輝く」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時16歳）と交配したプリティロマンサーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、中央障害5戦0勝2着2回、地方21戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年のおおぐま座特別(一般B1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、西村和夫から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、古賀和夫によって525万円で落札された。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月25日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

3歳（2012年）

1月28日、中4週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

5月6日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

7月1日、中7週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したトキノワイルドを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

7月8日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた8戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、Aiba琴似開設3周年記念特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた9戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、幌尻岳賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた11戦目は、ホテル四季の風賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、胆振軽種馬農業協同組合賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、神楽賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のテラザジャスティスに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月17日、中0週で迎えた14戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、山羊座特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4歳（2013年）

1月7日、中2週で迎えた15戦目は、羽子板賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のダイナミックワルツをクビ差振り切って断トツの支持に応えた。

1月14日、連闘で迎えた16戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、孔雀座特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた17戦目は、春待賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったトウショウドライヴを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月6日、連闘で迎えた18戦目は、フェブルウス賞（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ロードパルジファルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

2月20日、中1週で迎えた19戦目は、いぬふぐり賞（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したフレンチサマーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、曲水賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ボンドストリートに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた21戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、茅花賞（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた22戦目は、観潮賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のダイナミックワルツに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月15日、中1週で迎えた23戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロードパルジファルに1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

5月20日、中4週で迎えた24戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、双子座特別（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた25戦目は、水無月特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラヴィドールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月28日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

9月17日、中6週で迎えた27戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に敗れた。

10月27日、中5週で迎えた28戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり17着に終わった。

12月10日、中5週で迎えた29戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、マルチウイン特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

5歳（2014年）

1月19日、中5週で迎えた30戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

3月15日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた32戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンドスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月21日、中4週で迎えた33戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、由良川特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月12日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた34戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた35戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムエムベレッタから1馬身3/4差の2着となった。

9月21日、中3週で迎えた36戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカントリースノーからハナ差の2着に甘んじた。

6歳（2015年）

3月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた38戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野和馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に終わった。