オンユアサイド（1986年生、母Arburie）

経歴

デビュー前

3歳（1989年）

7月15日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のサンエムマーチに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月23日、連闘で迎えた2戦目は、4歳以上400万下のまりも特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

9月3日、中5週で迎えた3戦目は、4歳以上400万下の仁山特別（函館芝1800m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミヤマストロングに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月24日、中2週で迎えた4戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の大沼ステークス（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下の藤森特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したミスターアダムスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンライズスマートにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下の葺合特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったハギノミリオネールに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下（阪神芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田島良保騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマンノアトラスをハナ差振り切って勝利をモノにする

4歳（1990年）

6月10日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーアスキーに4馬身の差をつけて久々の実戦を物にした。

8月5日、中7週で迎えた10戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の松前特別（函館芝2500m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く3着に敗れた。

6歳（1992年）

5月10日、約21か月半の休養明けで迎えた11戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、ワイドアンサーに交わされて2馬身差の2着となった。

5月31日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下の加古川特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエイシンヤマトに2馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

7月5日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカルストンジェンヌを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

8月23日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（4戦2勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。