サーターアンダギー（2010年生、母フロディーバラード）

サーターアンダギー（2010年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「沖縄の縁起物の揚げ菓子」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時16歳）と交配したフロディーバラードが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中川欽一。戦績は、地方43戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年のながぬまマオイ夢祭り賞(一般C4-7)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中川欽一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2013年）

8月14日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、ながぬまマオイ夢祭り賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヤーマンミルフィーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

8月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、北海道日高管内商工会連合会賞（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

9月25日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、ビヤパーティーAiba浦河賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したヤマニンクレマを差し切れず、4馬身差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、歌笛神社賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、つぼ八40周年記念賞2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた7戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、高知三菱本店落成特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では稲妻のようなを披露したが、3着に終わった。

4歳（2014年）

1月19日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したトウカイルノンに3/4馬身届かず2着となった。

2月2日、中1週で迎えた11戦目は、トチノミネフジ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた12戦目は、祝 2500勝特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたスマートレーベル決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

3月5日、中0週で迎えた14戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた15戦目は、酔って候特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で中西達也騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた16戦目は、ハッピー誕生日特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で中西達也騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で中西達也騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサラマジックを豪脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

4月27日、中1週で迎えた18戦目は、祝!山崎陽輝誕生特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で中西達也騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイアムルミエールを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って3勝目を獲得した。

8月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた19戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で中西達也騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で中西達也騎手（13戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で中西達也騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた22戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、浦和・船橋・大井・川崎・高知ジョッキーズ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた23戦目は、広島県もみじ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中西達也騎手（15戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた24戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた25戦目は、土佐勤王の志士特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は中西達也騎手（16戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

12月7日、中2週で迎えた26戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、土佐備長炭特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（17戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた28戦目は、土佐の田舎寿司特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（18戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったディーエスマインドに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5歳（2015年）

1月10日、中1週で迎えた29戦目は、さちのかいちご特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（19戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

1月20日、中0週で迎えた30戦目は、笹ヶ峰特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（20戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

1月27日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（21戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたオースミショウサン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

2月10日、中1週で迎えた32戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、雨ヶ森特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

2月25日、連闘で迎えた34戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた37戦目は、島崎遥香生誕前日特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた38戦目は、青のりの天ぷら特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた41戦目は、窪川ポーク特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2ハ C3ハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月31日、連闘で迎えた43戦目は、さえずり特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。