コウザンカムイ（2000年生、母ヘルスホーオン）

コウザンカムイ（2000年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキタジマオー（当時14歳）と交配したヘルスホーオンが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は日蔭敏正。戦績は、地方33戦6勝2着10回。主な勝ち鞍は2003年のらくのうマザーズ特別(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日蔭敏正から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、熊本県馬主会によって367.5万円で落札された。

福島幸広厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2002年）

6月26日、デビュー戦は西村栄喜騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイティキタジマから4馬身差の2着となった。

8月11日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の小岱山賞（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、アラ系2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキホマレから半馬身差の2着に敗北した。

12月18日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系2歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキホマレからハナ差の2着に甘んじた。

3歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西村栄喜騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、中4週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で西村栄喜騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のキリシマボーイに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月18日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で西村栄喜騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月24日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーフラワーから半馬身差の2着となった。

7月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のらくのうマザーズ特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーフラワーをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

8月10日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のほうせんか賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカガヤキダイオーに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4歳（2004年）

2月18日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、九州アラブ栄冠（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた15戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた17戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーセンプーから半馬身差の2着に敗北した。

4月20日、連闘で迎えた18戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルマエエイトに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月2日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2005年）

1月3日、約8か月の休養明けで迎えた20戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月11日、連闘で迎えた21戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のイチノカップをクビ差制して5勝目を挙げた。

1月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（6戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメグミヒリュウからクビ差の2着に甘んじた。

2月23日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーアソファイズからアタマ差の2着に甘んじた。

3月15日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた26戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手（10戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイザンエクウスからアタマ差の2着に甘んじた。

4月20日、中3週で迎えた27戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨノタイヨウに4馬身の差をつけて優勝

5月8日、中2週で迎えた28戦目は、杖立川カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビソウターボから1馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイヤマザクラからクビ差の2着に甘んじた。

8月16日、中5週で迎えた33戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。