ビートザファントム（2003年生、母アンザラクイン）

ビートザファントム（2003年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズロマン（当時12歳）と交配したアンザラクインが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スターファーム。戦績は、地方37戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2007年の一般C2-10。

経歴

デビュー前

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

9月22日、デビュー戦は竹内仁志騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた3戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオペラテンシから4馬身差の2着となった。

3歳（2006年）

4月19日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月27日、連闘で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トミショウソブリンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月16日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のデアビーナスに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月24日、連闘で迎えた9戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず4着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般D3-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた15戦目は、一般D3-1（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた16戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビービーオファードから1馬身半差の2着となった。

10月17日、中1週で迎えた17戦目は、倶知安町じゃが太賞（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた18戦目は、日高軽種馬農業協同組合賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベルゲンチケットを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

10月31日、連闘で迎えた19戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリノダグラスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中6週で迎えた20戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2007年）

1月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のイーグルホークに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月27日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイーグルホークから1馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた23戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサフィールをハナ差制して1着ゴールを果たした。

3月11日、中3週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた24戦目は、草戸千軒賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鋤田誠二騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月18日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた25戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鋤田誠二騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノスラッガーをクビ差制して制した。

4月15日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鋤田誠二騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鋤田誠二騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2-9ハ（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鋤田誠二騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトウタに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月26日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で鋤田誠二騎手（7戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で鋤田誠二騎手（8戦3勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鋤田誠二騎手（9戦3勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で鋤田誠二騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のプレザントボーイに1馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

8月5日、中3週で迎えた33戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、サンケイスポーツ賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は鋤田誠二騎手（11戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月16日、中4週で迎えた35戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（12戦4勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンペルワンから3馬身差の2着となった。

10月27日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鋤田誠二騎手（13戦4勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鋤田誠二騎手（14戦4勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。