コスモハーティー（1986年生、母ミドリフアースト）

コスモハーティー（1986年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は黒鹿毛。種牡馬のキヤタオラ（当時12歳）と交配したミドリフアーストが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山岡牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回、地方32戦7勝2着8回。主な勝ち鞍は1991年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

鈴木亮平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1988年）

5月23日、デビュー戦は伊藤隆志騎手を鞍上に据えて、3歳（旭川ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のピツトポリシーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月30日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（帯広ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤隆志騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（帯広ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤隆志騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の栄冠賞（帯広ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤隆志騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のカルビー特別（札幌(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤隆志騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったドクタースパートから1馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、2歳戦の北海道3才優駿（札幌(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤隆志騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったドクタースパートから2馬身差の2着となった。

9月12日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤隆志騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のギンザオトメをアタマ差制して優勝

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤隆志騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた9戦目は、2歳戦のフェニックス特別（岩見沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤隆志騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のジュニアカップ（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤隆志騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた11戦目は、2歳戦の美園特別（岩見沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤隆志騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノニシキに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（1989年）

5月1日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦のカルビー特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で伊藤隆志騎手（11戦3勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月11日、中0週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、3歳戦の新緑特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で伊藤隆志騎手（12戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた14戦目は、3歳戦の北斗盃（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で伊藤隆志騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた15戦目は、4歳（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で伊藤隆志騎手（14戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタキノニシキから2馬身差の2着となった。

4歳（1990年）

6月13日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から46kg増やして迎えた16戦目は、三笠特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で伊藤隆志騎手（15戦3勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストンウインから1馬身半差の2着となった。

6月21日、連闘で迎えた17戦目は、緑ケ丘特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で伊藤隆志騎手（16戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた18戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、南幌特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったウコギゴールドからアタマ差の2着に甘んじた。

7月31日、中1週で迎えた19戦目は、永山特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のドンファンに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

8月13日、中1週で迎えた20戦目は、層雲峡特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシヨウハイオージをクビ差制して制した。

8月22日、連闘で迎えた21戦目は、上川生産連特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で松本隆宏騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた22戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、洞爺湖特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったプライムタイムから半馬身差の2着に敗北した。

9月26日、連闘で迎えた23戦目は、明治乳業特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトコトブキに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般A（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のプライムタイムをハナ差制して1着ゴールを果たした。

10月24日、中1週で迎えた25戦目は、恵山特別（函館(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（6戦4勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた26戦目は、ジョイズ・ヒル特別（函館(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は国信満騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミサルノから1馬身半差の2着となった。

11月15日、中0週で迎えた27戦目は、道営記念（函館(地)ダート2320m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（7戦4勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1991年）

1月26日、中9週で迎えた28戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったカルチェラタンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のモンテビデオをハナ差振り切って8勝目を収める

3月3日、中1週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の常陸特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったツルマイソロンを半馬身捉え切れず2着となった。

3月30日、中3週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で細川英二騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた32戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の秩父特別（東京芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の是政特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた34戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

6歳（1992年）

9月19日、約15か月半の休み明けで迎えた35戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の浦安特別（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた36戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は細川英二騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

12月30日、中6週で迎えた39戦目は、日下部一二三騎手を鞍上に迎えて、春待月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホサザンから半馬身差の2着となった。

7歳（1993年）

1月10日、中1週で迎えた40戦目は、新春特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で日下部一二三騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた41戦目は、ニューイヤーカップ（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で日下部一二三騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月21日、中7週で迎えた42戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月7日、中1週で迎えた43戦目は、桜花特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。