ベストコレクトパリ（2018年生、母ベストコレクション）

ベストコレクトパリ（2018年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「最高の+パリコレクションより」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時17歳）と交配したベストコレクションが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

12月27日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

3歳（2021年）

3月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

10月27日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1500m 内回り曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ヒカリネツガルにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

11月4日、連闘で迎えた4戦目は、最後までおトク!楽天競馬特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4歳（2022年）

4月20日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のティーズロックに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

5月19日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、AIRDO Biz賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月4日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、ヒマワリ特別（門別ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた8戦目は、芦別名物ガタタンラーメン特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ハタノラトゥールに半馬身交わされて2着となった。

9月29日、中3週で迎えた9戦目は、むかわ発!食欲の秋特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、マイアミュレットに交わされて3馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた10戦目は、新ひだか町に新規就農しま賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（7戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

11月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、ゼラニウム特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岩橋勇二騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5歳（2023年）

4月26日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、しずない桜まつり賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岩橋勇二騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岩橋勇二騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

6月12日、中4週で迎えた14戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のクールスパートに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のクロマツミッチーに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

7月17日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた16戦目は、うまレター賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のエムワンピーコに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた17戦目は、一般B1五（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

12月10日、中3週で迎えた18戦目は、B2一組（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦3勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦3勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6歳（2024年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、サンダーソニア賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦3勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（7戦3勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた22戦目は、エイプリルカップ（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（8戦3勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原辰徳騎手（9戦3勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のピシュマニエを半馬身振り切って5勝目を挙げた。

5月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、メイカップ（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた25戦目は、岩手伝統工芸南部鉄器賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（10戦4勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた26戦目は、チャイナアスタ賞（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（11戦4勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（12戦4勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

7月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（13戦4勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた29戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬×楽天モバイル賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた31戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、騎手候補生募集!教養センター賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、レースフラワー賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月17日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた33戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（14戦4勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（15戦4勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた36戦目は、スカビオサ賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（16戦4勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた37戦目は、橋野鉄鉱山賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（17戦4勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。