インターセレクト（1986年生、母バネッサ）

経歴

デビュー前

3歳（1989年）

11月11日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

11月19日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったマイファイブソロンに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4歳（1990年）

1月27日、中6週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下の高塔山特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアルボスフォンテンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月10日、中1週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下の勝山城特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で谷中公一騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモリマツオーを自慢の末脚で3/4馬身差し切ってファンの高評価に応えた。

3月4日、中2週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の常陸特別（中山芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で谷中公一騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたウイルグンダン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

3月25日、中2週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鹿島特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で谷中公一騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したハセグットワンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の北上特別（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で谷中公一騎手（7戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月19日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の秋川特別（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上500万下の仁山特別（函館芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

10月21日、中4週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた11戦目は、4歳以上500万下の西湖特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、逃げるサイバーフィールドに3/4馬身届かず2着となった。

11月10日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の本栖湖特別（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたカシマタイソン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手（11戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のサクラビックオーに1馬身半の差をつけて優勝

5歳（1991年）

2月3日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の立春賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で谷中公一騎手（12戦3勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。