ロングランニング（1996年生、母レデイロバリー）

ロングランニング（1996年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のアロングオール（当時10歳）と交配したレデイロバリーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高野牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害19戦5勝2着6回。2001年の新潟ジャンプステークス(ハンデJG3)で2着に入った他、2001年の小倉サマージャンプ(ハンデJG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

10月10日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4歳（2000年）

2月20日、約16か月の休養明けで迎えた3戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた4戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月2日、中2週で迎えた5戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったストークブライアンから4馬身差の2着となった。

4月23日、中2週で迎えた6戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた7戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で嘉堂信雄騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブツオペラから1馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中6週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で嘉堂信雄騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビブラビブレから3馬身差の2着に敗北した。

8月12日、中3週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で嘉堂信雄騎手（7戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で嘉堂信雄騎手（8戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロベリーから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

4月29日、約8か月の休養明けで迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は10戦連続で嘉堂信雄騎手（9戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヴィヴィッドアゲンをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

5月13日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で嘉堂信雄騎手（10戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダンシングターナーに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

6月2日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で嘉堂信雄騎手（11戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブレーブテンダーに3/4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月23日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3350m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で嘉堂信雄騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジュピテリアンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月22日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は14戦連続で嘉堂信雄騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒサコーボンバーから3馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に62.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は15戦連続で嘉堂信雄騎手（14戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカルボシから2馬身差の2着に敗北した。

6歳（2002年）

11月23日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月21日、中3週で迎えた19戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 雨/重）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

7歳（2003年）

1月18日、中3週で迎えた20戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（15戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のカネトシガバナーに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

3月15日、中7週で迎えた21戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（16戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。