フォスターヨーク（1989年生、母ビユーテイサラ）

フォスターヨーク（1989年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時7歳）と交配したビユーテイサラが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の一般C3ハ。

経歴

デビュー前

佐藤勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

12月1日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3歳（1992年）

1月12日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月10日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

6月13日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（1993年）

4月5日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた6戦目は、吉田正寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリノーブルに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月10日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサイコークスオに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月18日、連闘で迎えた8戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田正寿騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミサキテイオーに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

4月25日、連闘で迎えた9戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田正寿騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルホワイトに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月3日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田正寿騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルホワイトから1馬身差の2着に敗北した。

5月9日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田正寿騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミルフォードムテキに1馬身の差をつけて制した。

5月17日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田正寿騎手（6戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハーバースバルに1馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

5月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田正寿騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のディライトに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月4日、中5週で迎えた14戦目は、フェニックス賞（中津ダート1620m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田正寿騎手（8戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中5週で迎えた15戦目は、あさがお特別（中津ダート1620m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田正寿騎手（9戦7勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月11日、中7週で迎えた16戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中5週で迎えた17戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーローマンに3馬身の差をつけて優勝

5歳（1994年）

4月17日、約5か月の休養明けで迎えた18戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のニットウダンディに7馬身の差をつけて久々の実戦を物にした。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で神保忠三騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンダイロードから4馬身差の2着に敗北した。

5月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で神保忠三騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカツゼアセンプーに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

5月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で神保忠三騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレンピューマからクビ差の2着に甘んじた。