カネマサゲイリー（1997年生、母カネマサハッピー）

カネマサゲイリー（1997年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒシアリダー（当時7歳）と交配したカネマサハッピーが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）門別牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦7勝2着5回。2000年のニシパの恋人特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

7月1日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハンタバレーから半馬身差の2着に敗北した。

7月7日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシンセイグルーヴをアタマ差制して初勝利を挙げた。

8月7日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた4戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

3歳（2000年）

4月19日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた5戦目は、3歳オープンの陽春特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の大通公園特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったラプソディスキーから3馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中1週で迎えた8戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのニシパの恋人特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワイエスストームに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月30日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた10戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入った。

10月31日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から38kg戻して迎えた11戦目は、川向特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた12戦目は、豊郷特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイエスストームからクビ差の2着に甘んじた。

12月19日、中4週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマノダグラスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2001年）

1月9日、中2週で迎えた14戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、春駒特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったニゲサセテに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月5日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の駿光特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

6月8日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、ラベンダー特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた17戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、パール特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

7月6日、中1週で迎えた18戦目は、クローバー特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアヘッドスキーをアタマ差制して勝利を手に入れた。

8月14日、中5週で迎えた19戦目は、オミナエシ特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーマジックに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月25日、中1週で迎えた20戦目は、ひまわり特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリングシオンから3馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中2週で迎えた21戦目は、キキョウ特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた22戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、コスモス特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた23戦目は、秋風特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヨコハマブリッチに5馬身の差をつけて制した。

11月13日、中1週で迎えた24戦目は、地方重賞のラ・フランス賞（上山ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2002年）

4月21日、約5か月半の休養明けで迎えた25戦目は、パンジー特別（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた26戦目は、新緑特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフジエスニセイに2馬身半の差をつけて7勝目を収める

5月18日、中1週で迎えた27戦目は、メイプル特別（足利ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた28戦目は、ラベンダー特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から37kg増やして迎えた29戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ファイナルナイト賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた30戦目は、墨田区特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた31戦目は、初霜特別（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた32戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ファイナルドリーム賞（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着を確保した。

6歳（2003年）

1月16日、中1週で迎えた33戦目は、初凪特別（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた34戦目は、節分特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた35戦目は、観梅特別（大井ダート1690m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。