ソリッドマーカー（2003年生、母セレベスクイーン）

ソリッドマーカー（2003年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグランドオペラ（当時19歳）と交配したセレベスクイーンが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿戸武光。戦績は、地方30戦7勝2着3回。2006年の’06雲取賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

7月27日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、中5週で迎えた3戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアクシスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のシャンハイオークスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月19日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の平取義経特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るツインタイトルを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

3歳（2006年）

1月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、速いペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のタカラキャンディに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンの’06雲取賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキングトルネードに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月2日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のカネショウアトラスをクビ差振り切って5勝目を奪取した。

3月21日、中2週で迎えた9戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

5月10日、中6週で迎えた10戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。

8月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、ステイゴールド賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた12戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月27日、中4週で迎えた13戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、スターマイン特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた14戦目は、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2007年）

3月27日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた15戦目は、六分儀座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

5月9日、中5週で迎えた16戦目は、一般B3四 C1一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた17戦目は、いるか座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキングダムコーセイを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で迎えた18戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したアポロサティーを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中4週で迎えた19戦目は、スタールビー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた20戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月28日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、ノースウインド賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（7戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では不屈の闘志でしぶとく粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のカタロニアを3/4馬身振り切って1位に入線したが、その後4着に降着となった。

12月12日、中1週で迎えた22戦目は、仲冬賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（8戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5歳（2008年）

1月18日、中4週で迎えた23戦目は、初凪特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂井英光騎手（9戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた24戦目は、スプリングタイム特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂井英光騎手（10戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るスカイフレイバーを3/4馬身差し切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

3月14日、中3週で迎えた25戦目は、仲春賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂井英光騎手（11戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナックザワールドをクビ差振り切って雨下の激戦を制した。

5月15日、中8週で迎えた26戦目は、夏祭賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で坂井英光騎手（12戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた27戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で坂井英光騎手（13戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた28戦目は、ロマンティックナイト賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で坂井英光騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月31日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた29戦目は、アーバンステージ文月賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で坂井英光騎手（15戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた30戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で坂井英光騎手（16戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。