フラミニアンウェイ（2005年生、母ファニングザフレイム）

フラミニアンウェイ（2005年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「古代ローマ街道」。毛色は鹿毛。種牡馬のトワイニング（当時14歳）と交配したファニングザフレイムが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地26戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

6月23日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は436kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

8月11日、中4週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のバロンダンスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月13日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた5戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のファンタジーステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

12月16日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳G3のフェアリーステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

3歳（2008年）

1月26日、中5週で迎えた7戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

2月2日、連闘で迎えた8戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

5月17日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったキヲウエタオトコにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

6月8日、中2週で迎えた10戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

8月3日、中7週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（3戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャペロンルージュから2馬身半差の2着に敗北した。

8月17日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月15日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったコウエイアンズに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4歳（2009年）

1月11日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったウェディングライトにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

1月25日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

3月15日、中6週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西田雄一郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた18戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

6月6日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（7戦0勝）。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったトシザコジーンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月26日、中6週で迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（8戦0勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に入った。

8月22日、中3週で迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（9戦0勝）。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西田雄一郎騎手（10戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月21日、中9週で迎えた25戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた26戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。最後は勢いを失って16着に敗れた。