ハクサンジュリア（1995年生、母ハクサンヒメ）

ハクサンジュリア（1995年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のミスターシクレノン（当時10歳）と交配したハクサンヒメが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、地方23戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は1999年のプロキオン特別(一般C2)。

経歴

デビュー前

勝田浩厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（1998年）

4月27日、デビュー戦は江下英昭騎手を鞍上に据えて、4歳（金沢ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は485kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アマゾネスカラーに交わされて1馬身差の2着となった。

5月12日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、4歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トキノクイーンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアイレムローズを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リバーキャンベルに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月9日、中6週で迎えた6戦目は、一般C4（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で江下英昭騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はミズホクインと並んで1着同着となった。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で江下英昭騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた8戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で江下英昭騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマジックパッサー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

10月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江下英昭騎手（8戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアレキレターを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

10月26日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で江下英昭騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月15日、中6週で迎えた11戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で江下英昭騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、セフティージャガーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で江下英昭騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

4歳（1999年）

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C2（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で江下英昭騎手（12戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるトップステークを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で江下英昭騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で江下英昭騎手（14戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセンターアースを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月30日、中1週で迎えた16戦目は、獅子吼賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で江下英昭騎手（15戦4勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で江下英昭騎手（16戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で江下英昭騎手（17戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は19戦連続で江下英昭騎手（18戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアドーニスゴールドに6馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

8月15日、中3週で迎えた20戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で江下英昭騎手（19戦5勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、セフティージャガーに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月12日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で江下英昭騎手（20戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るバンジョウキングを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて優勝

9月26日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は22戦連続で江下英昭騎手（21戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るプロセスミントを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月23日、中7週で迎えた23戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で江下英昭騎手（22戦7勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。