2歳新馬

レース展開

ウィーンソナタがハナに立つ展開、僅かな差でタマモエクランが続く

ウィーンソナタが逃げる恰好となり、半馬身のリードで一団を先導。2番手にタマモエクランが続く。そのすぐ後ろ、デルマサファイアとキョウエイリヴァルが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはメモワールミノル。2馬身以上差があって、トーセンポエムは中団前寄り。ルヴァンヴェールとスターファイターは中団馬群のちょうど真ん中を併走。その5馬身以上後ろ、リョウランハートとバルセロナは中団後方の位置。続いて、シゲルフタゴザとタイムカプセルが11番手。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはイデアスタイルとソクシン。後方2番手の位置でじっと我慢するのはグラスピエーナ。少し離れた最後方にブラーニーキスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ウィーンソナタが天賦の快足で先頭に立つと、他馬につけ込む隙を与えずあっさりと逃げ切る

先頭はウィーンソナタでリードは1馬身。2番手にデルマサファイア、キョウエイリヴァル、タマモエクランらが続く。そのあと、メモワールミノルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、尚も先頭を突き進む2番人気のウィーンソナタ。そのままウィーンソナタが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、中団前目の位置から突出した伸び脚で追い上げたスターファイターが続き、2着と2馬身差の3着には、2番手の位置から天稟の勝負根性でゴールまで力走したデルマサファイアが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団で直線を迎えたルヴァンヴェールが入線、さらに3/4馬身差の5着には、絶好位にいたメモワールミノルが食い込んだ。1番人気のタマモエクランは2番手にいたが失速して8着に敗れた。