第152回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

クラレントが全馬を引っ張る展開、そのあとを進むエイシンヒカリ

クラレントが先陣を切る形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にエイシンヒカリが続く。そのあと、カレンミロティックが3番手の絶好位につける。その直後、ラブリーデイは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはディサイファ、サトノクラウン、ワンアンドオンリーら3頭。その1馬身後ろ、アンビシャスとステファノスは中団やや前。ラストインパクトは中団馬群の真ん中あたりを追走。ヴァンセンヌは中団後方の位置取り。その後ろ、ダコールとイスラボニータが12番手。ペルーサとショウナンパンドラは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはスピルバーグとダービーフィズ。殿にアドマイヤデウスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、ラブリーデイが鮮やかな取り口で秋の盾を射止める

先頭はエイシンヒカリでリードは体半分。2番手にクラレントが続く。その直後、カレンミロティックが3番手。1馬身離れて、ラブリーデイ、サトノクラウン、ワンアンドオンリー、ヴァンセンヌらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行勢の後ろにいた1番人気のラブリーデイが一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫ったステファノスを半馬身退けてトップでゴールインした。2着のステファノスから3/4馬身差の3着には、中団の位置から力強いフットワークでゴールまで頑張ったイスラボニータが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたショウナンパンドラが入線、さらにクビ差の5着には、中団前目にいたアンビシャスが食い込み、さらにそこから1馬身1/4差の6着には17番人気のクラレントが入った。