金蹄ステークス

レース展開

コンプレッソが隊列を率いる形、その直後にシュンサイとピサノフィリップが続く

コンプレッソが先手を取る形となり、後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。2番手にシュンサイとピサノフィリップが並ぶ。その後ろ、メイショウゲンスイとピースデザインが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、リスキーアフェアとストラディヴァリオは中団前寄り。エプソムドンとヴァンデグローブは中団馬群の真ん中付近を併走。ウインルーセントは中団後方の位置取り。その直後、コウエイノホシが11番手。シルククルセイダーとウルフボーイは後方4番手に控えて機をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはケアレスウィスパー。2馬身以上空いて、後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはジュークジョイント。少し離れた最後方にエスケーカントリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

金蹄S、エスケーカントリーが烈風の如き末脚を発揮して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はコンプレッソでリードは1馬身。2番手にピサノフィリップとウインルーセントが続く。少し間隔を置いて、シュンサイとメイショウゲンスイが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、7番手から抜け出したのは1番人気のヴァンデグローブ。そのまま押し切るかに見えたが、最後方にいたエスケーカントリーが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた14頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、中団の位置からしぶとく脚を伸ばした1番人気のヴァンデグローブが続き、2着とアタマ差の3着には、4番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切った2番人気のメイショウゲンスイが入った。そこから2馬身遅れた4着には、9番手で直線を迎えたコウエイノホシが入線、さらにクビ差の5着には、後方3番手にいたケアレスウィスパーが食い込んだ。