淀短距離ステークス

レース展開

テネシーガールが全馬を引っ張る展開、そのあとを進むフレンチパッション

テネシーガールが端に立つ形となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にフレンチパッションが続く。続いて、メジロダーリングが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはダンツキャストとゲイリーフラッシュ。2馬身以上差があって、ビッグサンデーは中団前寄り。エンゼルカロとオルカインパルスは中団後方の位置。後方2番手の位置で脚を溜めるのはオースミブライトとサイキョウサンデー。少し離れた最後方にイソノウイナーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

淀短距離S、ダンツキャストが自慢の自在性を駆使したロスの少ない立ち回りで勝利を手中に収める

先頭はテネシーガールでリードは1馬身。単独の2番手にフレンチパッションが続く。その直後、ダンツキャストが3番手。1馬身離れて、ゲイリーフラッシュとメジロダーリングが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のテネシーガール。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたダンツキャストが生得の持久力で渋太く粘り続けてテネシーガールを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手中に収めた。2着のテネシーガールから1馬身1/4差の3着には、中団後方の位置から長くいい末脚でゴールまで走り切った11番人気のエンゼルカロが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたフレンチパッションが入線した。1番人気のメジロダーリングは先行勢の後ろにいたが失速して11着に敗れた。