3歳以上C1二

レース展開

プロスペクトが一団をリードする形、そのあとにバイカルが取り付く

プロスペクトが主導権を奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にバイカルが続く。そのすぐ後ろ、ポッドマーフィーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはフェリシス。その1馬身後ろ、ダノンウィルヘルムは中団前め。ソリッドエビデンスは中団馬群の真ん中あたりを追走。チャチャヒメは中団後方の位置取り。その直後、キョウワグロリアが8番手。イングリッドローズは後方4番手に待機して進出の機をうかがう。後方3番手でジックリと運ぶのはラクプエル。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはエクスプロラベスト。最後方にヤマトフェイスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ダノンウィルヘルムが鮮烈なマクリを披露して2勝目を掴み取る

先頭はダノンウィルヘルムでリードは1馬身。単独の2番手にプロスペクトが続く。その後ろ、バイカルが3番手。1馬身離れて、ポッドマーフィー、イングリッドローズ、ソリッドエビデンスらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を疾走する2番人気のダノンウィルヘルム。そのままダノンウィルヘルムが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身半の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、後方3番手の位置から矢のように急駛したヤマトフェイスが続き、2着と1馬身半差の3着には、後方4番手の位置から切れ味のいい末脚を発揮したエクスプロラベストが入った。そこから半馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたバイカルが入線した。1番人気のプロスペクトは2番手にいたが失速して8着に敗れた。