第26回 フェブラリーステークス (G1)

レース展開

エスポワールシチーが集団を率いる形、直後の位置にカジノドライヴとサクセスブロッケンが続く

前に出たのはエスポワールシチー。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にカジノドライヴとサクセスブロッケンが並ぶ。その後ろ、カネヒキリとフェラーリピサが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、キクノサリーレは中団前め。カフェオリンポスとヴァーミリアンは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ナンヨーヒルトップとバンブーエールは中団後方の位置。2馬身以上離れて、アドマイヤスバルが11番手。トーセンブライトとオフィサーは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置で悠々と構えるのはヒシカツリーダーとサンライズバッカス。最後尾にビクトリーテツニーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フェブラリーS、サクセスブロッケンが正攻法の立ち回りでダートマイル王の称号を掴み取る

先頭はエスポワールシチーでリードは1馬身。単独の2番手にカジノドライヴが続く。そのすぐ後ろ、サクセスブロッケンが3番手。1馬身離れて、カネヒキリ、キクノサリーレ、フェラーリピサらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはカジノドライヴ。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたサクセスブロッケンがグングンと終いの脚を伸ばしてカジノドライヴを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を物にした。2着のカジノドライヴからアタマ差の3着には、先行勢の後ろの位置から切れ味鋭い末脚を繰り出した1番人気のカネヒキリが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、逃げ粘ったエスポワールシチーが入線、さらに1馬身半差の5着には、先行勢の後ろにいたフェラーリピサが食い込んだ。2番人気のヴァーミリアンは中団前目にいたがもうひとつ伸びを欠き6着に敗れた。