大阪―ハンブルクカップ (L)

レース展開

シゲルタックが一団をリードする形、そのあとにヤマニンエルブが取り付く

シゲルタックが先手を奪う恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にヤマニンエルブが続く。続いて、ビービーファルコンが3番手の絶好位につける。その後ろ、ヤマニンウイスカーは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはビートブラックとキタサンアミーゴ。その1馬身後ろ、ヤングアットハートとウィルビーキングは中団前目。フォゲッタブルは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ホワイトピルグリムは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、ブラストダッシュ、コロンバスサークル、ゴールデンハインドらが11番手。後方7番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはキングトップガン、アルコセニョーラ、オートドラゴンら3頭。2馬身以上差があって、後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはジャミール。シンガリにスノークラッシャーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

大阪―ハンブルクC、ビートブラックが長所である機動力を駆使した万全の立ち回りで5勝目を獲得

先頭はシゲルタックでリードは1馬身。単独の2番手にヤマニンエルブが続く。2馬身以上空いて、ヤマニンウイスカーが3番手。その直後、ビービーファルコンとキタサンアミーゴが4番手。1馬身離れて、ビートブラックとヤングアットハートが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先行勢の後ろにいた1番人気のビートブラックが目を見張るような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後はグングンと追い迫った18番人気のキングトップガンをクビ差で封じて勝利をモノにした。2着のキングトップガンから半馬身差の3着には、中団前目の位置から妙々たる末脚を披露したブラストダッシュが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたスノークラッシャーが入線、さらに3/4馬身差の5着には、好位にいたキタサンアミーゴが食い込み、さらにそこから半馬身の6着には、逃げ粘ったシゲルタックが入った。2番人気のジャミールは最後方にいたが末脚弾けず8着に敗れた。