葉月賞

レース展開

エンジェルパイロが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むフライングビーノ

先頭を行くのはエンジェルパイロ。リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にフライングビーノが続く。続いて、ワシントンテソーロが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはエリタダス。その1馬身後ろ、ロイヤルビクトリーは中団前目。カズマペッピーノは中団馬群の真ん中付近を追走。スリーフォールドは中団後方の位置。その後ろ、オーヴァーライトが8番手。その直後、チチブリュウセイが9番手。キングスベンチは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはサンニコーラ。後方2番手の位置でじっと我慢するのはブルーミン。最後方にコスモロッソがいる隊列で最初のコーナーを通過。

葉月賞、エンジェルパイロが持ち味のスピードで先手を奪い、そのまま最後まで勢いを落とさずトップでゴールに入る

先頭はエンジェルパイロでリードは1馬身。単独の2番手にフライングビーノが続く。そのすぐ後ろ、ワシントンテソーロが3番手。1馬身離れて、エリタダスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、尚も先頭を突き進む2番人気のエンジェルパイロ。そのままエンジェルパイロが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、3番手の位置から我慢強さが光る走りを見せたワシントンテソーロが続き、2着と2馬身差の3着には、後方4番手の位置から長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったチチブリュウセイが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、8番手で直線を迎えたオーヴァーライトが入線した。1番人気のフライングビーノは2番手にいたが失速して11着に敗れた。