オリオンステークス

レース展開

ニッポータキオンが集団をリードする形、直後の位置にテルノシンゲキが続く

ニッポータキオンが先手を取り、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にテルノシンゲキが続く。そのあと、ギガトンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはボストンエンペラー、ツインイレブン、マイネルタピオンら3頭。やや離れて、エイシンメンフィスは中団やや前。ダイワセキトは中団馬群のど真ん中を追走。グランドハヤブサとアラバンサは中団後方の位置取り。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはスターレセプション。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはケイエスミラー。シンガリにジャパンスキーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オリオンS、スターレセプションが中位からスパッと切れる決め脚を見せて先行各馬を一気に追い抜く

先頭はツインイレブンでリードは体半分。2番手にニッポータキオンとテルノシンゲキが続く。その直後、ギガトンとボストンエンペラーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、6番手から抜け出したのは1番人気のアラバンサ。そのまま押し切る態勢だったが、中団にいたスターレセプションが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、中団前目の位置から矢のように疾駆した1番人気のアラバンサが続き、2着と1馬身差の3着には、4番手の位置から切れ味抜群の末脚を披露したボストンエンペラーが入った。そこから4馬身遅れた4着には、9番手で直線を迎えたダイワセキトが入線した。2番人気のニッポータキオンは2番手にいたが最後一杯になって8着に敗れた。